ChatGPT Images 2.5 を検証|画面の中だけ差し替えられるか、画素を数えて確かめた
こんにちは、カイロスAIです。
2026年9月8日に OpenAI が ChatGPT Images 2.5 を公開しました。翌9日に実機で触って、いちばん気になる「指示した場所だけを直せるのか」を、感想ではなく画素を数えて確かめました。結論から言うと、直せます。ただし「完全に1か所だけ」ではありません。
■ 何が新しいのか(公式発表ベース)
OpenAI の発表で挙がっている変更点はこうです。
・生成のレイテンシが Images 2.0 比で最大50%削減
・編集指示の追従性が向上。指示した要素だけを変え、それ以外を保つ
・参照写真の被写体保持が向上、透過背景など複雑なレイアウトに対応
・API に gpt-image-2.5-flare(既定・低レイテンシ)と gpt-image-2.5-sunburst(精密な編集制御向け)の2モデルを追加
・ChatGPT Images と API 全体で週30億枚以上の画像が作られている
副業でいちばん効くのは1つ目でも3つ目でもなく、2つ目です。理由は後述します。
■ 検証1:マグカップだけを差し替える
まず俯瞰のデスク写真を1枚作りました。ノートパソコン、白いマグカップ、メモ帳とペン。
そのうえで、白いマグカップの上に点を打って(エディタの「コメント」機能)、こう指示しました。
→ このマグカップを、赤い和風の湯呑に変えて。中身は緑茶。周りの机・影・光は変えないで。
結果、湯呑だけが置き換わりました。取っ手が消え、赤い和柄になり、中身が緑茶になった。木目も、影の落ち方も、朝の光もそのままです。しかも影の形が新しい器の輪郭に合わせて描き直されていました。
■ 検証2:ノートパソコンの画面だけを差し替える
もっと難しい条件でもやりました。夜の作業部屋を1枚作り、机には付箋、ノートPCの画面には表計算ソフト。
→ このノートPCの画面だけを、青と緑のノードが線でつながった自動化フロー図に変えて。表計算はやめる。机・付箋・照明・窓の夜景は変えないで。
画面の中身だけがフロー図に置き換わりました。付箋の位置も、観葉植物も、キーボードの映り込みも、窓の外の夜景もそのままです。
■ 画素を数えました(ここが本題)
「変わっていないように見える」では記事になりません。BeforeとAfterを1画素ずつ引き算して数えました。
【検証1(マグカップ)】
・変化した画素:全体の 6.72%
・画像を8×12のブロックに割ると、マグの位置のブロックで84.6%が変化
・指示していない場所(葉や画面まわり)にも、ごく軽い差
【検証2(PC画面)】
・変化した画素:全体の 7.41%
・6×8のブロックで、画面のブロックが75.5%
・こちらも指示外に軽い差
つまり「指示した場所に変化が集中するが、画像全体がゼロ変化ではない」。ここは正直に書いておきます。ロゴやブランドカラーなど、1画素の狂いも許されない用途では、編集後に差分を確認する運用がいります。
■ 副業でいちばん効くのは「作り直しが減る」こと
ここが実務の話です。
これまでは1か所直すたびに全部生成し直しでした。「カップの色だけ変えて」と頼んだら机の木目まで変わって、クライアントから差し戻し。この往復が地味に時間を食っていました。
Images 2.5 だと、修正1回あたりの時間がそのまま減ります。バナー1枚3,000円の仕事で、修正2往復が1往復になれば、時給がそのまま上がります。速くなったこと自体より、やり直しが減ったことのほうが効きます。
■ エディタに入っている道具
フル画面のエディタを開くと、ツールが並んでいます。
・マークアップ(画像に直接描き込む)
・コメント(点を打って、その場所への指示を書く=今回使った機能)
・背景を削除
・消去
・リサイズ(アスペクト比の変更)
小さいプレビュー枠では「編集」ボタンしか出ないので、画像をクリックしてフル画面にしてから使うのがコツです。私も最初は見落としました。
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「今日できる一歩」と「提案書に足せる一行」は、この先に書いています。
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