
キー2つでAIが作業の上に出る日|遅かったのはAIではなく「往復」だった
こんにちは、カイロスAIです。毎朝、アメリカのAI副業事情を日本語でお届けしています。
9月10日、GoogleがWindows用のGeminiアプリを公開しました。perio
新しいアプリが出た、というだけならよくある話です。でも今回、副業をしている人に効くのは、機能ではなく「呼び出し方」のほうでした。
■ 公式ブログに書かれていること
Google公式ブログには、こう書かれています。
→「PCでいつでも Alt+Space を押すと、今の作業の上に Gemini が開きます」
→「作業の流れを止めずに、すぐ手伝いが受けられます」
ほかに書かれているのは、次のとおりです。
・対応は Windows 10 と 11。「今日から世界で使える」
・Gmail や Google ドライブから情報を引いて、要約を下書きできる
・24時間動く個人用エージェント(Gemini Spark)に、複数手順の仕事を任せられる
・画像生成(Nano Banana)と動画生成(Gemini Omni)も同じアプリの中でできる
・「軽くて静か。PCを遅くしない」
出典:https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-app/gemini-app-now-on-windows/
■ 先に誤解をひとつ潰しておきます
・料金は公式ブログに書かれていません。無料でどこまで使えるかも書かれていません
・Gemini Spark と Gemini Omni には注記の印が付いています。使える条件が限られる可能性があります
・日本語で使えるか、日本で使えるかは、ご自身の画面で確認してください。出なくても不具合ではありません
・Windows 向けの発表です。Mac については書かれていません
公式に書かれていない数字や条件は、ここでは載せていません。
■ 遅いのはAIではなく、AIのところへ行く往復
AIを使っていて「遅い」と感じるとき、実はAIが遅いわけではないことが多いんです。
見積書を書いていて、言い回しに迷ったとします。
・ブラウザを開く
・AIのタブを探す
・文章をコピーして貼る
・答えをコピーする
・見積書に戻る
この往復が1回30秒でも、1日20回やれば10分です。
でも本当に痛いのは、時間ではありません。考えていたことが途切れることです。タブを探しているあいだに、さっき書こうとしていた一文を忘れてしまう。これは覚えがあると思います。
■ 書棚の辞書と、机の上の辞書
身近な例で言うと、書棚の辞書と、机の上の辞書の違いです。
中身はまったく同じ辞書です。でも書棚まで立つのが面倒だと、「まあいいか」と調べずに書いてしまう。机の上にあれば、迷った瞬間に開けます。
今回の発表は、辞書が賢くなった話ではありません。辞書が机の上に移った話です。
■ 副業のどこに効くか
効くのは、細かく何度も迷う仕事です。
・メールの返信
・見積もりの文言
・提案書の言い換え
・お詫びの一文
一回一回は小さいけれど、回数が多い。だから往復の短さが、そのまま積み上がります。
逆に、長い記事を一本まるごと書かせるような使い方では、呼び出し方の差はあまり出ません。最初に一回開けば済むからです。
あなたの仕事がどちらのタイプかを、先に知っておくのが大事です。
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「今日できる一歩」と「提案書に足せる一行」は、この先に書いています。
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