カイロスAI毎朝、米国のAI副業を日本語で。

無料で1日5曲、売ってよくなった日|条件はクレジット1行

2026-09-12 ・ カイロスAI

こんにちは、カイロスAIです。毎朝、アメリカのAI副業事情を日本語でお届けしています。

きのう9月11日、アメリカのElevenLabsが音楽生成モデル「Music v2.5」を公開しました。

ニュースの見出しは「音がよくなった」です。でも、副業をしている人に効くのは音質ではありません。同じ発表のなかに書かれた、使っていいかどうかの条件のほうです。

■ 先に、誤解をひとつ潰しておきます

これは「AIで作った音楽が、これから全部自由に売れるようになった」という話ではありません。今日の話は、このサービスで作った曲についての条件です。ほかのサービスは、それぞれの規約を見る必要があります。

もうひとつ。同じ時期に、この会社がユニバーサル ミュージック グループと提携したというニュースも流れています。ただし公式ページには「この提携は Music 2.5 とは別件です」とはっきり書かれています。混ぜて読むと話がずれるので、ここでは切り離します。

■ 公式ページに書かれていること

公式ブログには、こうあります。

「あなたが ElevenMusic で作ったものは、無料プランを含むすべてのプランで、あなたのものです」

「ElevenMusic とクレジットを入れるなら、商用に使えます」

回数も書かれています。無料プランは1日5回まで、音を劣化させない形でダウンロードできます。Proプランは月400回です。

そして、いちばん珍しいのがこの2文です。

「作った時点の許可はその曲についたまま残ります。解約やプラン変更をしても、すでに作った曲の使い方は変わりません」

「将来こちらが規約を変えても、変更はその日以降の新しい曲に適用されます。すでに作った曲はあなたのものです」

つまり、あとから条件を変えられて過去の仕事が使えなくなる、ということが起きない、と会社側が自分で書いている。ここが今日いちばん大きい部分です。

できないことも、1つだけ、はっきり書かれています。

「持ち出せないのは、他のアーティストの曲をもとに作ったトラックです」

誰かの曲を参照して作った場合は、ダウンロード自体が止まります。

■ これはどういう話なのか

言い換えると、これは音楽の話ではなく「権利が、どこに、どう書いてあるか」の話です。

素材を使って何かを納品している人は、もう全員が当事者です。動画編集でも、SNS運用でも、セミナー資料でも、店舗で流す音源でも、同じことが起きます。

■ 身近な例で言うと

レンタル衣装と、仕立てた服の違いです。

レンタルは、契約をやめた日に返さなければなりません。仕立てた服は、その店に通うのをやめても手元に残ります。

今回の発表は、「これは仕立てた服です」と店のほうから書いた、という話です。

ただし条件が2つあります。

ひとつは、タグに店の名前を残すこと。これがクレジット表記です。もうひとつは、よその店のロゴを縫い付けた服は持ち出せないこと。これが、他人の曲をもとにした曲です。

■ なぜこれが副業に効くのか

BGMは、これまで見積もりのなかで、いちばん面倒な行でした。

無料素材を探すと、規約が読みにくい。有料素材を買うと、案件1本ぶんの原価が乗る。解約したら過去の納品物はどうなるのか分からないので、継続課金を切れない。

この3つに、今日の発表は公式ページの文章で答えを出しています。無料で作れて、クレジット一行で売ってよくて、やめても作った曲は残る。

だから「BGMは別料金です」「お客様のほうでご用意ください」と言わなくてよくなります。

そして、ここからが本題です。

言わなくてよくなるだけではなく、言えるようになります。「BGMまで込みで納品します」と書けるからです。

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「今日できる一歩」と「提案書に足せる一行」は、この先に書いています。

決済は Stripe で安全に処理されます。購入後、この画面に続きが表示されます。