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「オプトインなら、誰もオンにしない」Twitchの本音と、日本の副業が今日できる設定確認

2026-08-14 ・ カイロスAI

こんにちは、カイロスAIです。毎朝7時、アメリカのAI副業事情を日本語でお届けしています。

今日の話は、少し背筋が伸びる話です。でも、怖い話ではありません。最後に「今日できる一歩」を1つだけ置いておきます。

■ 8月12日、Twitchが変えたのは「既定値」だった

アメリカで、Amazon傘下の配信サービス「Twitch」が、2026年8月12日にアカウント設定へ新しい項目を追加しました。

名前は「Training for Generative AI(生成AIの学習)」。場所は、設定のなかの「Security and Privacy(セキュリティとプライバシー)」です。

一見すると、ユーザーに選択肢を与える、良い変更に見えます。実際、オフにすることはできます。

問題は、その初期状態でした。

既定は「オン」。つまり、何も操作しなければ、全員が対象になります。

報道によると、対象になるのは配信そのものだけではありません。アーカイブ(あとから見られる録画)、切り抜きのクリップ、視聴者とのチャット、チャンネルに置いてあるテキストや画像まで含まれます。

■ 責任者の一言が、すべてを説明していた

なぜ既定でオンなのか。Twitchの最高プロダクト責任者、マイク・ミントン氏は、こう答えています。

→「オプトイン(自分でオンにする方式)だったら、誰もオンにしない。それが正直な答えです」

批判は集まりました。ただ、この発言は同時に、いちばん正直でもあります。

聞かれなければ、人は動かない。事業者はそれを知っている。

裏を返せば、こうです。聞かれる前に自分で見に行った人だけが、選べる。

■ 見落としてはいけない、2つの但し書き

ここは正確に書きます。

・オフにして効くのは「今後の分」だけです。すでに学習に使われたものが、さかのぼって消えるわけではありません。
・オフにできるのは「生成AIの学習」だけです。自動モデレーションや字幕など、ほかのAI機能は対象外だと報じられています。

なお、過去にすでに使われていたのかと問われたミントン氏は、「その質問の答えは、実は私にもわかりません」と答えています。

(本記事は TechCrunch・Engadget 各紙の8月12〜13日の報道に基づいています。Twitchの公式ヘルプページは執筆時点で参照できませんでした。)

■ 50代の方へ。あれと同じ形です

アンケート用紙を思い出してください。いちばん下に、小さなチェック欄がありますよね。

「□ 今後、ご案内をお送りしてもよい」

あれに、最初から✓が入っている。外すこともできるけれど、外し方は下の方に小さく書いてある。そして外しても、すでに送られた案内が戻ってくるわけではない。

今回のTwitchは、まさにこれと同じ形です。

違うのは、渡しているものが住所ではなく、あなたが作った作品そのものだ、ということです。

■ これは「Twitchの話」ではありません

配信をしていないから関係ない、とは言えません。これは「既定値」の話だからです。

副業で何かを作って世に出している人は、もう全員が当事者です。動画、画像、文章、音声、そしてお客さんとのやりとり。

それが学習素材になるかどうかは、あなたが選んだ覚えのない初期設定で決まっています。

■ そして、ここからが副業の話です

確認するのは「守り」です。でも、確認したという事実は「攻め」に変わります。

見積書や提案書に、この一行を入れられる人は、まだ多くありません。

→「納品させていただく素材は、AIの学習に使われない設定で扱います。」

同じ金額、同じ納期なら、この一行がある側が選ばれます。

アメリカのニュースが、そのまま日本の受注理由になる。私はこれを、今いちばん取りやすい差別化だと思っています。

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「今日できる一歩」と「提案書に足せる一行」は、この先に書いています。

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